ヱヴァンゲリヲン新劇場版見てくる。[ネタばれ大有り・閲覧注意]

前書き

dなんか書くのはどれぐらいぶりか。でもハイクとかブコメだとちょっと短すぎるし、増田に書くのも違うような気がする。なので普段使わないdに書くことにする。というか、一番人目につかず、かつどこからも見られる自分が持ってるアカウントって、はてダぐらいなんだよな。つーか感想とかレビューじゃなくて、本当にチラ裏的日記書く。ネタばれ有るから。まだ見てない人は見ない方がいいかもよ。

あと、時系列で書くつもりだけど、うまく整理できていないので順番は前後するかも。

映画館へ

TOHOシネマズ府中へ。土曜だが20:00まで仕事の予定なので、昼間に23:00からのレイトショーをiPhoneから予約。この時点ではどの回も余裕が有ったらしく、問題なく予約完了。よかった、シネマイレージカード入会しといて。

20:00に仕事終わり。車で府中くるるへ。道はすいてたけど場所がよく分からず府中駅の周りをぐーるぐる。神社で祭りらしきことやってたけどなんなのかはよくわからない。ようやくくるる駐車場を見つけて入庫。21:50。

22:00無事チケット発行。この時点では大して混んでおらず、駐車券も割とスムーズに3時間無料のスキャンを受けられる。一旦外に出てモスで軽食。

22:30再び劇場に。少しずつ混み始めているが、突如として40分頃から激混み始める。飲み物を買うつもりも、売店も激混み。ていうか、見に来ている奴リア充風ばっか。あと、明らかにパチンカーっぽい人も。パチンコの力ってすごいね。ひとりの客は俺ぐらい。

最初ジュースだけ買って終わりにするつもりだったけど、なんかお祭り気分になってきたのでアスカフィギュア付きセットを1400円も出して買う。つーか、レイトショーの入場料よりも高いってどういうことよ。あと、ポップコーン多すぎ。1/3食ったところでギブアップ。文句ばっか言ってるけど、実は楽しい。

上映開始1分前にようやく入場。ほぼ満席。色んな映画の予告編。モンエリの日村、うまいな。

本編上映

23:05頃本編上映開始。いきなり新ヒロイン・マリ登場。なんか水前寺清子のうた歌ってんぞ。んー、そういえば戦争ものにこの手のアッパー系のキャラって割と定番なのに、旧作ではいなかったよね。そういうキャラ。アスカですらちょっとそういうのとは違ったし。

いきなり使途をギッタギタにした上に、伍号機(仮説)ぶっ壊してるし。あと加持が旧作と同じ感じでサイナラしてる。あ、ここ北極だったんだ。それにしても、平気でエヴァをぶっ壊すあたりアスカとは対照的だな。

墓参り、旧作からほぼ踏襲。違いはまだこの段階でアスカがいないのと、墓地までミサトの送迎付き。というか、ミサトが無理矢理送り出したらしい。シンジのファザコン強調。そういえば、最近立木文彦ってギャグキャラが多かったから、久々にゲンドウで「やっぱりゲンドウ」って感じだった。

そうこうしているうちに使徒(マトリエル改?的なやつ)が現れる。アスカが弐号機で颯爽とダイブ。あっさり殲滅。変形は格好良かったけど、明らかに雑魚扱い。「ユーロネルフのエースパイロット」を強調したかったみたい。つーか、もしかしてパイロットって今回出てきた人以外にも沢山いたりするの?初対面のシンジに足払い。今回パンチラなし。というか、旧作のイエローのワンピース今回は無し。

旧作と同じくミサトの家に。でも今回はユニゾン作戦無し。口実は要約すると「仲良くしろ」と。シンジのペンペン遭遇全裸事件をアスカが再現。というか、今回全体的にアスカがお色気キャラみたいになってる。下着姿でウロウロしてるし。いいんだけどさ、いいんだけどなんか違う気がする。何かが違う。何かが。いや、いいんだけど。←どっちなんだよ。今回は転校シーンもなく、いつの間にかクラスにいるし。

加持がリツコを口説いてたり、ミサトが嫉妬丸出しなのは前作と同じ。でもユニゾンがないので今回は作戦アドバイスはなし。

そして、何故か加持の招待で水族館?研究所?に遠足。空母や温泉イベントがないからか?未来の死んだ海を強調するためか。前後半をわけるブリッジにするためか。滅菌で揉まれる。ていうか、なんでワンダースワンなんだろ、アスカ。ていうか、S-DATといいワンダースワンといいパソコンといいケータイといい、2015年の割にビミョーにローテクなような気がする。S-DATは後に非常に非常に大きな意味を持つけど。弁当シーン。なんか既視感が有るのは、この前「エンドレスエイト」を見たからだろうか。

そういえば、今回はやたらシンジの主夫ぶりが強調される。SSなんかで料理名人みたいな扱いだけど、実際シンジって旧作ではそんなに料理してなかったよな。あと、この手の遠足にレイが来るって前作ではなかったよな。温泉も空母も留守番だったし。今回はゲンドウじゃなくてシンジと仲良しにしたいみたいね。で、レイが料理を始める話につながる。

今回のレイって「あれ?綾波さんってこんな人だったっけ?」って言うのが多い。積極的にシンジへの愛情を口にしたり、料理の練習して指切ったり、シンジとゲンドウとの和解を手伝おうとしたり、ちょっとその後の「綾波系」のプロトタイプと違う。素でクーデレ系。

で、降ってくる使徒。ゲンドウたちはなんと月へ。というか、月でエヴァ建造って…。カヲルが裸で月面にいるし。ん?「とうさん」?。

ここはほぼ旧作を踏襲して3機で撃破なんだけど、さすが膨大な予算と年月をかけただけ有って戦闘シーンは迫力ある。やっぱ映画にする意味って、この戦闘シーンだと思う。「序」のヤシマ作戦もすげえ感動したし。更に初号機中心で使徒撃破。シンジ、ゲンドウに褒められる、あたりは旧作踏襲。アスカがここでようやくシンジを認める。旧作に有ったチェロとかキスシーンがなかったので、ここがポイントとなる。今回は寝ぼけて添い寝じゃなくて、はっきりと寂しい?アスカがシンジに添い寝を求める。まあ、背中合わせなんだけど。

今作はレイとアスカがあからさまに対立したりしていない。というか、激こうしたアスカの手をはっきりととめてるし(はっきりと自分の意思表示をしている)、逆にレイのためにアスカが実験を肩代わりしたりしている(レイを嫌っていない)。レイは前作の人形っぽさがないし、アスカは前作のヤンデレワガママ姫ではない。

マリが空から降ってくる。シンジめがけて。ここでメガネメガネという往年の横山やすしネタ。あれ伊達じゃなかったのか。シンジのにおいをかいで「LCLのいい匂い」なんて言ってる。なかなかいいキャラだ。旧作は「理由のある狂ったキャラクター」は山ほど出てきたけど、こういう変態系のキッティなキャラはいなかった。

そういえば、今回は加持とミサトってあんまり色気の有る関係に感じられない。旧作はあからさまに焼けぼっくいに火状態が演出されてたのに、今回はあんまりない。居酒屋のシーンも飲みながらクダをまいているようにしか見えなかったし。昼休みのところもあんまりもとの鞘に納まる感じがしなかった。

加持。今回もシンジをスイカ畑に招待するんだけど、あからさまにアーーーッ!。思わず吹いたよ。「ミサトを守ってくれ」ってシンジに託すんだけど、今回も死亡フラグ?肩書きはちょっと偉くなっているけど、旧作からあまり変わっていない。そういえばゲンドウにアダムじゃない何かを渡してた。

弐号機の凍結、参号機の実験。レイからの留守電。アスカとミサトの電話。死亡フラグ。今回はトウジはエヴァに乗らず。それどころか妹元気に退院。今回はトウジは必要以上に物語に深く関わらないみたい。

予定通りバルディエル?に乗っ取られる参号機。レイのお食事会中止。旧作でのヒカリの役回りがレイに回ってきている。ゲンドウもお食事会すっぽかさずにくるつもりだったらしい。そして予定通りダミー発動。ここで「今日の日はさよなら」なんて悪趣味すぎる。泣きそうになった。まあ、アメイジング・グレイスでも、カヴァレリア・ルスティカーナでも涙目だっただろうけど。アスカ退場。

ここからゼルエル襲来までは旧作踏襲なんだけど、弐号機を乗っ取ったマリが出撃。裏コード使ってチートするもゼルエルに歯が立たず。ていうか、新キャラとアスカの扱い方が雑というかぞんざいすぎる。零号機がN2特攻というシナリオも同じだけど、満身創痍の弐号機がATフィールド解除をサポート。ついでに、シンジのS-DATをお守り代わりに持っている。このS-DAT、実はゲンドウがかつて使っていたもので、それをシンジが引き継いでいるという、つまりシンジとゲンドウという二つの絆という意味が有る。しかしゼルエンル健在。零号機をパイロットごと喰うゼルエル。シェルターにいたシンジをボロボロ弐号機が引きずり出す。ていうかマリ、狂言廻しとかトリックスターの役割しかしてねえ。

惨状を見たシンジが旧作通り初号機で出撃。暴走してゼルエルフルボッコなんだけど、「世界なんか知らない、綾波を返せ!」なんて旧作のシンジが言う言葉じゃないよな。ここで「翼をください」。そういえば「けいおん!」でも翼をくださいを使ってたけど、同じ楽曲でも全然使い方が違う。

ゼルエル殲滅とレイ救出?するも、月からカヲルがMark.6でやってきてロンギヌス?で初号機停止。カヲルがまた意味が分からん科白。

エンディング、宇多田ヒカルの歌。当たり前のようにスタッフロールで誰も席を立たない。

予告編。「Q」って村上春樹とかぶっとる。そういえば「1Q84」にも綾波系がいたっけか。まああの手のキャラは逆で、80年代の村上春樹の小説にいたキャラ類型を導入・発展して、綾波系なんてのが出来たって言うのが元々なんだけど。最後に独眼竜アスカ。これでカラーに威力業務妨害をするやつもいなくなりそうだ。

諸々

  • ミサトがLet's Note使ってたりUCCコーヒー飲んでたり、NERV内にローソンがあったりタイアップあからさま。さすがビッグタイトル。
  • 唯一の名前がある新キャラのマリ。唯一20代?の坂本真綾がベテラン勢に負けない演技をしている。よく考えたら、芸歴結構長いのか。
  • 懐メロ満載。旧作以上に昭和満載。
  • 戦闘シーンもすごいけど、平時の街もすごい。
  • 加持とアスカのからみほとんど無し。
  • エヴァ核兵器のような扱い。バチカン条約による制限。

所感

というか、なんというかすごい映画だ。感動するとか笑えるとか泣けるとか、そんなもんはいっぱいあるだろうけど、「すげー!」っていうのは滅多にない。「ポストエヴァ」なんていわれてるけど、残念ながら今の角川の流行アニメレベルじゃポストエヴァなんて無理だ。だって、一見すると訳が分からんのになんだかすごいものをやってるとか、見ている人を圧倒するとかそんなのないもん。

事実、映画終わった直後にシーン→ざわざわが他の映画と違ったもん。みんなあーでもないこーでもないって言っあってたし。傑作ってこういうのを言うんだね。現に普段長い文章を書かない、というかブログなんかもう数年も書いていない俺がこうやって感想を書いている。竹熊健太郎がブログで「このテンションで終われば50年後も語り継がれる傑作になるだろう」って書いてるけど本当にそう思う。

ていうか、なんと言うか旧世紀版の感想によくあったポストモダン的批評用語を使った感想が思い浮かばない。そんなもんいらんということか。批評なんかいらん、「すごいすごいすごい」だけで充分楽しいし伝わるじゃん。

Blu-Rayを買うかどうか迷ってたけど、買おう。Blu-Rayプレイヤーもってないけど。実家に帰ったら見る(実家には50インチのプラズマ+PS3+5.1chがある)。その内PS3も買う。あと何回かは見に行くと思う。

以上、長いチラ裏でした。予告無しに追記するかもね。